琉球新報記事 2017年11月20日付け
11月20日付の琉球新報に掲載の沖縄師範健児の塔関連記事についてご報告いたします。
(一社)UTT が運営する、うーとーとーおきなわで被害状況を確認してまいりました。
慰問者の安全を第一に考え、11月21日午前中、通行と慰問への支障を解消するため、木の伐採を予定しています。
平和記念財団、糸満市と連携して作業を行いますので、ご協力お願いします。
慰霊碑の破損や今後の対応も協議してまいります。
【糸満】糸満市摩文仁にある沖縄師範学校男子部の慰霊塔「沖縄師範健児之塔」で19日、突風によるとみられる倒木と塔周辺にあった慰霊碑の損壊が確認された。摩文仁では18日に、塔に隣接する県平和祈念公園で突風によるプレハブ損壊などの被害が確認されていた。
沖縄師範健児之塔自体への被害はなかった。しかし、周辺のリュウキュウマツなどが倒れ通路がふさがれており、塔周辺の二つのコンクリート製慰霊碑が地面に倒れていた。碑に刻まれた文字を確認することはできなかった。
県平和祈念公園を管理する県平和祈念財団によると、18日に職員が沖縄師範健児之塔の被害も確認していた。全ての被害状況をまとめた上で、20日以降に県に報告する予定。
沖縄気象台は18日、摩文仁付近での突風の原因は竜巻とは特定できないとした調査報告を発表している。